ブログ村

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

地方行政の闇

2017年10月20日 (金)

大阪市が詐欺? まんまと騙して新築ビル

 昨日MBSの『Voice』内コーナー『憤懣本舗』を見ていて、行政も銀行並みの詐欺をするのか、と衝撃を受けた。

城東区のある工業会議所のオーナーが、大阪市から「そこに区役所を建てたいので、貸借料払うから貸して。完成したらあんたも入っていいよ。賃料はこちらの払うのと相殺ね」と言われたのが発端。自分の工業会議所の土地をそれなりの貸借料で貸すことになった。

しかし区役所ができてみればやたらと立派。しかも建物の賃料が予定の倍。賃料相殺どころか、オーナーはなぜか賃料を余計に払うことになってしまった。

話が違うと抗議に行っても市は「契約書通り」とけんもほろろ。契約書類には「相殺を目的として」と書かれてあれど、実は留意事項として「賃料についてはその時の相場を考慮することにする」とおまけのように書かれてあったのだ。

もちろんオーナーは頭にきた。市の担当者の説明では貸借料と会議所の入る賃料とは相殺できる話であった。なのに実際市が発注した区役所のビルは高級なもので、建築費用がかかる設計だったのである。

設計時点で、あらかじめ建築費用やかかる賃料も計算できていたはずで、それを契約前にオーナーに説明していなかったのは契約違反にほかならない。

つまり市は、工業会議所の立地がよいのに目を付け、貸借契約という甘い誘いで契約を結ばせ、まんまと目的の土地に豪華なビルを建てて騙し取ったのだ。結果的に本来の持ち主は、自分の持ちビルを壊された挙句、新築ビルからも追い出され、行き場がなくなった格好になった。今は近くの貸しオフィスに間借りしているらしいが、酷い話である。

そういえば私の親戚が個人店舗を経営しているのだが、駅前という立地の良さから、よく市や大手電鉄グループ(デパート経営している)、銀行からよくこの手の話を持ちかけられるそうだ。

銀行は大抵、市や企業とグルで儲け話を持ってきて、「ここを貸しビルにしてレンタルオフィスで稼ぎませんか?」といかにもいい話であるように話してくるという。しかしそれに乗って契約すれば酷い目に遭う。最初にレンタルオフィスに入ってくれるのは実は銀行側が用意した『ダミー』で、彼らは折を見て一斉に出て行ってしまい、あとはがらんどうのオフィスと建築費用等の負債だけが残るのである。

この話を聞いたとき、本当に銀行がそこまでするのか、と聞いたが、よくある向こうの手だという。実際、彼らのところにも似た話を持ってきた銀行の担当者がいて、少し聞いて察した彼が「ああ、『ダミー』ね」と一言言ったらさあっと蒼くなり、飛ぶように帰って行ったという。

少し前に話題になった『倍返しだ!』の世界は現実なのである。

今回の件、明らかに市の担当側の落ち度だと思うが、番組のゲストコメンテーターの弁護士は「なかなか難しい裁判になる」と難しい顔をしていた。契約書の文言「相殺を目的とすることとする」の解釈をどうするかが問題で、「目的とする」のだから予定が変わることもある、と判断されれば負ける可能性があるという。しかし建築費用の増加を前もって知らせなかったことを強調すれば勝てる見込みがあるかも、と話していた。

橋下、松井などのならず者に大阪が牛耳られてから、本当にこの手の話に事欠かない。週末の選挙、維新に入れようとしている者がいればやめておけと言いたい。市がこのような不正を働く根源なのだ。

web拍手 by FC2

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村