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マスコミ批判

2017年10月31日 (火)

NHK過去最高 受信料収入6700億円 一方お客様情報3300枚紛失/レイプ被害者詩織さん会見 英記者「日本のジャーナリズムは人々の苦悩をすくわない」

 ろくでもない政府が居座ると、ろくでもない輩が幅を利かせる。最近の事故や殺人事件、不正を見るにつけその思いを強くする。

あの受信料徴収に執念を燃やすNHKが望み通り過去最高益を叩き出していた。旅館の部屋に設置してあるテレビからもむしりとるという、狂気じみた徴収を行った甲斐があったというものだろう。


NHK、受信料年間6700億円=法的措置で支払率上昇 時事通信2017/10/25-15:56 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102500831&g=soc

>NHKの2016年度決算によると、売上高に当たる事業収入は7073億円に上る。初めて7000億円を超え、青森県の歳入(7046億円)と並ぶ規模となった。

>収入の95%を占める受信料は、3年連続で過去最高を更新し6769億円。民放キー局でトップのフジ・メディア・ホールディングスの連結売上高6539億円を上回る。

>NHKは「公平負担の徹底」を掲げ、06年から裁判所を通じた督促を開始。09年には未契約者に対する民事訴訟に踏み切った。


ほほう、そんなお金持ちのNHKさまはどうしてそんな血眼になって国民から金を取り立てるのかね。まるで税務署か借金取りではないか。そもそもNHKは未だに国営なのか企業なのか立ち位置があいまいだ。だから本来強制的に利用料を徴収するのは理屈に合わないはずなのだが。テレビがなくてもPCがあるだろう、スマホで見られるだろう、と新たに取り立てる算段も考えているようだが、これほどお金持ちならこだわらなくてもいいだろう。

それほどの予算があって、なぜ番組はあんな体たらくなのだ。政権忖度してニュースでは安倍に不利な情報はカットする。国会中継は肝心の森友加計問題やTPPの質疑を流さない。

おまけにお笑いやらタレントやらアイドルやらが出てくるものが増え、昔のような深く掘り下げたドキュメンタリーや教育番組がない。BSに至ってはレンタルビデオオンデマンドと化している。金をとるならカスタマーの要求を満たす番組作りをしてから言ってほしい。払う価値がないから我々は払わないのだ。自民の議員や経団連と同じく、支払う国民を人と思っていないのではなかろうか。

しかも大切なはずのお客様の個人情報帳票を3300枚も紛失している。

NHKが個人情報が記載された帳票を約3300枚紛失していた 10/24(火) 17:51配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000144-sph-soci

>NHKが放送受信料カード払い利用申し込みの帳票の溶解廃棄処理を委託した業者が、一部の約3300枚を紛失していたことが24日、わかった。

>さらに、10月16日静岡県沼津市内において受信料帳票が道路上に落ちているという情報が寄せられ、NHKが確認したところ、275枚の帳票を発見したと経緯を説明している。

>帳票は10月11日に埼玉県川口市内のNHKの施設から、溶解廃棄処理を委託した業者が搬出。処理の依頼は段ボール箱4809個分で、静岡県沼津市内の施設に保管していた一部の、1箱分3306枚の所在が不明になっており発見分を除くと最終的な紛失枚数は3031枚にのぼる。


しかも紛失した個人情報にはメールアドレスやクレジット番号まで含まれているというのだから、二次被害が大変なことになりそうだ。どういう扱いをしたら道路に落ちたままになるのか、一度NHKさまに聞いてみたいと思う。


人と思えないと言えば、元TBS記者山口敬之による詩織さんレイプ事件。逮捕寸前までいったのに安倍のオトモダチ・警視庁の中村という男に救われた根の深い事件だ。この中村は警視庁刑事部長で共謀罪担当部長をしているというのだから恐ろしい話だ。

 この被害者の詩織さんは政権や一部のおかしな誹謗中傷にも負けず、本を出したりして発信を続けている。少し前にテレビで報道されたものの、新聞では小さく扱われたり、報道も少なかった。だが、ようやく騒ぎを無視できなくなったのか、24日の外国特派員協会の会見の様子を朝日が報じた。

「レイプ被害の救済システム整備を」 伊藤詩織さん会見 朝日新聞2017年10月24日21時14分 http://www.asahi.com/amp/articles/ASKBS5QN0KBSUTIL02P.html

この記事で印象的だったのは、海外紙の記者の日本社会への疑問だった。

Q(イタリアの放送局) アメリカでもイタリアでも世界中で、レイプは問題になっている。日本で、他の女性から、連帯の言葉や今の状況を変えようというサポートの言葉はあったか。

A(伊藤詩織さん) 日本では女性の弁護士からたくさん連絡があったが、組織・団体からはなかったと思う。イギリスの団体から連絡をもらい会いに行き、話す機会はあった。

Q(フランスの新聞) この件について日本の女性と話したとき、シンパシーがあまりないことに驚いた。女性のなかで連帯の気持ちがないことは問題と考えるか。また、国会でも議論されるべきだと思うか。

A この件について、女性からもバッシングやネガティブなコメントを受けた。この社会で生きる女性はある意味で忍耐強いものを持っており、これしかないと思ってしまっているのではないか。ジェンダー平等についてスウェーデンで取材したら、警察でも女性が30%を占めていた。日本社会では女性の地位が違う。機会があれば、違う意見を持っている女性と話して、どういう背景があるのか聞いてみたい。

Q(イギリス 新聞) レイプ被害を公にして社会を変えようとする強さはどこから来るのか。また、日本のジャーナリズムはアクセスジャーナリズムで、人々の苦悩や葛藤をすくいあげる力が少ないのではないかと思うが、どう考えるか。


一番驚いたのはこのレイプ事件に際して、同性である女性からもバッシングされたということだ。ふつう、自分の身に起きたら、娘に起きたら、と考えるのが人情だが、慰めるどころか「売名行為だ」と叩かれたという。それを受けてフランスの記者も「シンパシーがないので驚いた」とコメントしている。私にはこのことが日本社会が行き詰っている要因の一つと感じる。「お上に逆らうな」「事を荒立てるな」「迷惑をかけるな」という、学校で最優先で教わる教育。

それが江戸時代以来続く、「ご政道批判はまかりならぬ」という思想を土台に現代も息づいているのだろう。この間違った考えを捨て、西欧並みの人権意識を得ないことには、日本の未来はないも同然だ。

またこの記事で笑ったのは、イギリスの記者が日本のジャーナリズムについて正鵠を得た発言をしていたところだ。日本の報道は「人々の苦しみや葛藤をすくい上げる力が少ないのではないか」という問いは、上で論じたNHKの問題にもつながってくる。
 
腹立たしいのがこの犯人の山口という男、小さく隠れておればまだしも、反省もなく堂々と表に出て雑誌に記事を書いている。しかも詩織さんにはめられ自分は悪くないと言っている。Dm0w9xtu8aazjcm

オレの背後には政権があるぞ、とでもいうつもりか、こんな恥知らずをのさばらせる政権はいますぐ消えて欲しい。


※そういえばNHKで思い出したが、職員の話では安倍さんは「安倍総理」と呼ばれるのが好きで「首相」と呼ばれるのを好まないらしい。そのためついうっかりキャスターが「安倍首相は」と呼ぶと上層部は蒼ざめてパニックになるとか。『首相』だと各国にもいるけど、『総理』は日本にしかいないとか、そんな理由だろうか。この話がどこまで本当かは知らないが、私はとりあえずこれからも『首相』を用いることにする。

追記: フランス ル・モンド紙電子版でも詩織さんの会見が取り上げられました。『日本風土で苦闘する伊藤詩織』
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2017/10/30/le-combat-de-shiori-ito-agressee-sexuellement-dans-un-japon-indifferent_5207682_3216.html#FkBfKYm00iqygIZh.99

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2017年10月19日 (木)

「日本の記者でよかった」いいや、あなたは政権ライターでしょ

もう一つ産経の話。今日(10月19日)付の産経新聞のコラム『産経抄』において、先日マルタでタックスヘイブンを暴いた女性記者が殺された件で「日本の新聞記者でよかった」と発言し物議をかもしています。

我々一般人がぼんやり「物騒だなあ」と思う分には共感できるのですが、これが真実を追求し、政権を監視する命題を持つジャーナリストの発言となると意味が違ってきます。

日本を貶める日本人をあぶりだせ 10月19日(産経新聞)

>日本の新聞記者でよかった、と思わずにはいられない。地中海の島国マルタで、地元の女性記者が殺害された。車に爆弾を仕掛けるという残虐な犯行である。彼女は「タックスヘイブン」(租税回避地)をめぐる「パナマ文書」の報道に携わり、政治家の不正資金疑惑を追及していた。マルタとはどれほど恐ろしい国か。

あいかわらずの産経節にめまいがする思いですが、ものすごく突っ込みどころが多いです。『政治家の不正資金疑惑を追及していた』記者が殺されたことを『恐ろしい』と表現する割に、森友加計問題で罪を押し付けられ、二か月拘留中の籠池氏に関しては非情です。

また日本の順位が気に入らないためにランキングを作った組織まで中傷しています。

これは裏返すと、「日本は政権批判しても殺されない国だが、なぜか報道自由度が低い」ことの理由をほのめかしています。

つまり産経のように、「政権批判するのではなく、政権と親しくお付き合いすること」でご無理ごもっともな提灯記事を書き、収入を得ている記者が多い、ということです。

国連のケナタッチさんが言っていたように、記者クラブの存在こそが害悪となっているのです。東京新聞の望月記者もいまだ孤軍奮闘で大変なようです。

命をかけず、国民のための記事も書かず、政権におんぶにだっこの給料泥棒たちに、いつか天罰が下って欲しいものです。 

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2017年10月12日 (木)

あふれる「フェイク」な表現。罪深いマスメディアの無責任

 さて、昨今新聞テレビを見ていてとても気になることがあります。例えば、今日の報道でもあった沖縄高江の牧草地に落ちた米軍ヘリの件、どの局も『炎上』と表現して『墜落』とは報じていません。
 大抵、『不時着、炎上、大破』と表現していますが、それって普通『墜落』と言わんか? という話です。

新聞というのは見出しや記事の文字数が限られているため、本来ならムダに字数を食う表現は省くのが通例です。『墜落』といえば適切かつ2文字で済むところを、わざわざ『不時着、炎上、大破』と9文字も使って印象を優しく軟着陸させているのです。
『不時着、炎上、大破』と『墜落』の経緯を丁寧に説明してくれますが、米軍側の事情を汲んでそこまで正確さを求めなくても、と疑問を覚えます。

前回のオスプレイの時も意地でも『墜落』ではないとニコルソン調整官が言い張っていましたが、なぜ米の認識を我々が飲み込む必要性があるのでしょうか。


こういう誰に配慮しているのかわからぬインチキ表現が、最近、とくに安倍政権になってから酷くなっているように感じます。報道の自由が世界ランキング72位なったのも頷けます。


政府の言葉遊びの印象操作、『防衛装備移転三原則』『ビックデータ』『マイナンバー』などは代表例です。
みなさんが小学生で習う『武器輸出三原則』は日本は武器を海外へ売りませんよ、という平和のための原則だったのですが、これを事実上解禁したのが『防衛装備移転三原則』=『武器輸出三原則』なのです。『武器輸出~』などと表現するとあちこちから批判がくるので、『防衛装備』を『移転』と一読してはピンとこぬ表現に改めたのでしょう。『移転』とはつまり『売る』ことなのですから、言葉の詐欺もいいところです。『移転』なら収入はないはずですが、武器輸出系の三菱重工などは収益があるようです。


『ビックデータ』はいわば『お客さま情報』ですし、『マイナンバー』は主に管理する側(政府)のための利便性向上なのですから『ユアナンバー』が正しいでしょう。


上の例はほんの一例にすぎません。このような言葉のすり替えが日常的に行われ、我々は混乱の真っただ中におります。政治家・マスメディアの使う言葉の、なんと軽々しいこと。
とりあえず当てはめてみましたとばかりの、うわついた、耳触りだけ良くした言葉の数々。正確さも、聞き手に対する誠意も感じられぬ、まことにいい加減な話法です。先述したように、新聞に至っても、政府発表を鵜呑みにした中身のない記事が多いです。我々が知るべき情報がちっとも述べられておらず、大体の場合、読者の投稿コーナーの方がよっぽど充実している有様です。


ネットはネットで、いわゆる「フェイクニュース」にあふれ、本当の物事がまことに見えにくくなっています。最近は産経や読売などが政権に配慮するあまり、元文科省事務次官・前川さんの件のような事実関係を歪める記事を乱発して信用を失っています。掲示板などでも政権を讃え、野党を貶めるタイトルが乱立し、「朗報 安部ちゃんGJ! 韓国終了キター!」「悲報 民進国会を浪費する」というような、あからさまに政権擁護の印象操作が行われる状況です。


大手報道局ですら政権に配慮して自縄自縛に陥っている中、我々は受け取る情報の真偽を見極める必要があります。
一つの指標として、『誰が』『どんな立場で』『誰のために』発信しているか見てみましょう。

この視点でいくと、政府の発表そのままで批判性のない読売・産経フジ・NHKなどはどうも我々の側に立ってないな、と感じるはずです。

だからといって私は朝日もさほど好きになれません。毎日などはオリンピック誘致の政府・電通の不正について報じておらず(これは毎日が五輪スポンサーになっているためという説がある)、どうも信用できません。


結局、私たちの生活に直結する憲法改正や共謀罪、税金の使途を追及するための森友加計問題などをどれだけ我々目線で報じているかでしょう。肝心の問題点をぼやかし、希望の党がどうの、自公議席過半数確保だのと選挙報道一色なのは論外です。


次の選挙、テレビ報道に惑わされず、よりよい候補に一票入れたいものです。

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