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日記・コラム・つぶやき

2018年9月14日 (金)

書いてた記事が消えました。

 今日は沖縄知事選について記事をアップする予定だったのですが、編集中に記事内容が消えてしまい、後日になりそうです。

突然の内容に驚かれたと思うが、わざわざこんなことを書くのも、ココログへの苛立ちのため。


無料で書かせてもらっている身で言えたものでもないかもしれないが、編集中の文章が消えるのはなんとかならないか。毎度毎度全文コピーで控えを取っていたのだが、たまにこうしてうっかりそれを怠る時がある。でもそれをユーザーに強要するのは違うだろう。

本部に言っても対応してくれないし、ネットの体験談ではずっと前からだという。

書いていた内容は戻ってこないし、書いていた1時間はパーだ。

やる気が一気に失せてしまった。

操作が簡単だからココログを選んだのだが、どうも失敗だったようだ。

最近さまざまな障害やサービス終了が相次いでいるし、どうも運営が危ない感じがしている。

・・・もうココログ止めて別の運営会社に移ろうかな。



運営がちゃんとしてないと、せっかく見に来てくれる方々にもしわ寄せが行く。見てるか、運営(怒)。


それにしても、記事が消えるのはかなりの頻度で米軍関係の内容の時なのだが、何かあるのだろうか・・・。

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2018年2月27日 (火)

アベ化する企業 宅配買取疲れました。消費者生活センターは何のため?

この10日というもの、ほとほと企業がアベ化しているのを実感した。

部屋を片付けようと、いらない本やら何やらを某・大手宅配買取に出したのだが、これが詐欺まがいの査定値引きの嵐で、ほとほと参ってしまった。

というのは、明らかに状態のよいものをありもしない理由で7割方減額査定したり、あるものを『ない』といってまるまるネコババしたり、ひどいものだった。


あまりに酷いので問い合わせると、『弊社方針で答えられない』と言い、『ない』と言われたものの所在を尋ねると、『あるにあるが同じメーカーの違うもの』、さらに問い詰めると『お答えできない』。


挙句に、『大きな傷がある』と不当な値引きをされたものについて、状態を尋ねると『説明したとおり』としか答えない。


しかし、私はこうなった時のため、発送前に査定に出したブツの写真を撮り残してあった。


これで態度を改めるか、と見せたのだが、なんと、謝るどころか、『弊社査定の方針であり、詳細はお答えできない』との驚きの返事。

ウソであることを見抜かれながら、認めるわけにはいかない、と居直りおったのだ。


それから何度問い合わせても『査定価格に変動はない。今後いくら問い合わせても対応は変わらない』との上から目線の回答。

『納得いかないなら返送しますよ?着払いでね』とのお達し付きだ。


向こうの立場としては、認めてしまえば査定額を変えるというノルマ的に(マニュアル的に?)不可能な対応を迫られる上に、顧客に嘘をついたという証拠を握られることになる。


揺すられたくない、との判断から来たのだろうか。



そこでふと、このやり取りをどこかで・・・とデジャブを感じ、思い至った。今国会でやっている裁量制労働のデータ問題や財務省森友文書問題だ。


『ある』ものを『ない』と偽り、苦しくなると『知らなかった。データは間違っていない』『精査している中でデータ自体を撤回することは適切ではない』『このデータに依拠して法律を作ったわけでもなく、なぜ(法案を)出す必要があるかの根拠も示している』

『異常値、新たに233件=安倍首相「データ撤回せず」-裁量労働制で衆院集中審議』 2018年02月26日 18時27分 時事通信 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2018022600591/


などと意味不明の強弁によって頑なに己の非を認めない。データを撤回すると法案を引っ込めなくてはいけないので、どうしても認めるわけにはいかないのだろう。

この態度に、さすがの希望・玉木も怒ったとのこと。

『安倍首相苦笑いで玉木氏激高=働き方で論戦中-衆院予算委』  2018年02月26日 21時41分 時事通信 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2018022601049/
 





話を買い取りの話に戻そう。

返送料はこちらが負担すると数千円になるため、大抵の人は結局ごり押ししてくる向こうに折れ、泣き寝入りしてしまうのだろう。


私は困って最寄りの消費者生活センターに電話してみたのだが、これが役に立たなかった。


パートのおばちゃんみたいなのが出たのだが、こちらの説明を聞いても『はあ』『はあ』と頼りない相槌を返すだけ。

挙句に『ちょっと私、買取っていうのがよくわからないんですけどー。さっきからおたくが何を言いたいのか全然わからないんですよ~』と失礼な返答をした挙句、早々に切ろうとする始末。


この人に聞いてもダメだな、と思いつつ、せっかくなので、例を出して一般化して説明すると、ようやく理解してくれた。


だが、『あなたがそれを持っていたことを証明できないとねえ~。あなたが嘘をついていないとも限らないし。まあ、難しいでしょうが。センターはトラブルを解決するところでないので、そういったことにはお答えしかねます。業者さんとおたくさんの当事者間で解決してくださらないと』


ととても参考になる回答をしてくれて涙が出そうになった次第。もう、電話代と時間を返せ、公務員!


こんな世間話程度の回答で『相談』とは恐れ入る。この程度のことなら家族に聞いた方がまだましだ。


ネットを覗いたら他にも同様の目に遭った人々も多いようで、中には『ネットを見ていると、突然アダルトサイトに転送され、不正請求された』という相談者に対し、相談窓口の年輩女性が『けがらわしい!』と一蹴、追い払われた、というヤフー相談箱の投書があって笑ってしまった。


資格を得た公務員がこの仕事をやっているそうだが、これでは使えない公務員おばちゃんのリサイクル先なのかと疑いたくなる。


私が消費者センターに電話したのは、国民生活センターのHPに『宅配買取でのトラブルが急増しています』との注意喚起があり、きっと情報集積されているから、何かしらの助言が得られるのでは、と考えたからであった。


しかし、集積もなければ『宅配買取』という単語も知らないおばさんが出た。なんだかな~と無駄に疲れた次第。


相談員は法律に詳しいという話だが、ホントかよ。大体、今回の件、ちゃんと事例として報告されているのだろうか?


買取に限らず、この間ここでも取り上げたジョーシンのカスタマーセンターの対応も似たようなものだった。ネットを探ると問い合わせに出た店員に怒鳴られた、とかあり、残念な気持ちになった。


社員教育ができていないのだろう。昨今の大企業の不正を見ればさもありなんだ。人件費を減らし、一方では仕事量が容赦なく増えてしまう悪循環。


それなのに経団連のような財界はできるだけ人件費を削り、残業代をなくす方向で政府の尻を叩いている。そんなやり方で労働者が長く働けると思うのだろうか。


使い捨て前提の仕組みは、ほどなく社会全体を修復不可能なところまで崩壊させていくだろう。間違いを認めず、経営者だけが肥え太る企業。行き着く先は世界最初の荒廃国家かもしれない。

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2018年2月 5日 (月)

うれし恥ずかし、我がブログ被リンク4万件達成? の怪

 ブログをやっている皆さまなら誰でも経験がおありだと思うが、我がブログもご多分に漏れず、絶賛被リンク押し付けられ中だ。

グーグルSearch Consoleを覗けば、頼みもしないのに、毎日毎日万単位で被リンクが増えていく。


まだ始まってまもない当ブログを探し当て、毎日せっせせっせと被リンクを数万件単位で貼り付けていく様子は、呆れを通り越して可哀そうに思う。

その執念や労力を、もっと社会のために回したらどうか。


こんなことができる技術や知識を、人に感謝される方へ使えよ。

嫌がらせにしても、私のような人間にはその理由がわからない。

単なる暗い嫌がらせなのか、私が書く政治記事が気に入らないゆえの政府の工作員か(あながち否定できないのが今の政府の恐ろしさ(ばかばかしさ)だ。

参照記事:『歪んだ日米関係 ここまで不平等な地位協定は世界で日本だけ。このアンフェアさは岸・吉田レジームにあった /五輪にかこつけてネット監視する政府

「日本の報道の自由に懸念」安倍政権、ついに国連人権審にメディア規制を指摘される。自民ネトサポの正体とは。一方、人権問題でも日本が集中砲火。日本「そんな事実はない」


もしかすると、他にも同様の件で困っている人がいるかもしれない。調べても同様の例が出て来ない心細さは経験しているので、ここに「こんな例もあるよ」と残しておくことにする。

私では知識がないので力になれないものの、その目的については思い当たるので、素人の憶測ながら考えてみようと思う。



当ブログに粘着している何者かは、明らかに悪意を持った人間なのはその行動からはっきりしている。

なぜなら、当初しょうもないスパムサイトを数千ばかり貼り付けていくだけだったのが、最近はそれでは不十分と考えたのか、ココログドメインで数万単位で張り付けていくようになった(そう、このブログのドメインである。嫌らしいやり口だ)。


しかもこのブログを中間リンクとしてリダイレクトするという念の入れよう。



その理由はおそらく、否認リンクで一括申請しにくいようにするためと、このブログへのアクセスが増え、安定する前に検索順位から弾くためだろう。そうすればこのブログへのアクセスは伸びることなくネットの中に埋もれたままになる。


貼り付けられたココログドメインの数万のサイトは、スパムサイトではなく、普通のサイト記事がほとんどだ。そのため、グーグルはスパムと認識せず、きちんとした『被リンク』と認識する。するとグーグルボットは「これはユーザーの作為的な被リンクだな」と誤解し、サイト評価を下げ、検索順位を下げる。

では、とこちらが被リンクをはずせば、今度はグーグルは『被リンクの少ない低レベルのサイト』と判断して当ブログへの評価を下げる、という寸法だ。

あるいは被リンクのあまりの数に、こちらが誤って必要なリンクまで否認してしまい、サイト評価を下げてしまう、という二次的効果もある。


「しょうもないスパムサイト」が不自然な数貼られていればグーグルは自動的に処理してくれるが、そうでないサイト記事が多数貼られればその判断は確実でなくなるだろう。


否認するにしろ、しないにしろ、グーグルの判断によってブログの評価が増減するのは避けられない。

いわゆる明確な『逆SEO』行為である。


開設して2か月目、異なるURLにおいて我がブログがまるまる取り込まれ、当ブログがコピーサイト扱いになったこともあった。ブログを開設してからのこの短い間に(実際、少ないアクセス数にも変動があり、処理すると再び戻った。だが時を置かず例のココログドメイン攻撃が始まり、再びアクセス数は変動した)。


そのため、当ブログへの敵意は明らかだろうと思う。


きっかけ、というか目を付けられたタイミングには心当たりがある。

昨年11月頃に書いたトランプ関連の記事だ。当時ホットな話題だったせいか、アクセス数はかなりのものだった。今でも時折読みに来てくれる人がいる。

来日前にトランプ放言「このままだと『武士の国』日本が自ら事(北朝鮮)に当たることになる」「パールハーバー忘れるな」どうする安倍/農水省「EPAにおける農産物への価格影響『大』」

トランプ来日その狙い 「戦士の国よ。なんでミサイル迎撃しなかった!」一方、安倍応援団が横田早紀江さん「戦争しないで」との意思を封じ込め

米紙「トランプ発言『日本は我が国の武器を買うことで防衛を果たす』」一方日本メディア「トランプ氏が食べたバーガーがスタジオに!」/なのにゴルフ外交失敗の安倍

米議員が証言 トランプ「戦争が起こっても海の向こうだ。こちらには犠牲者は出ない」/武器を買わされた安倍、ゴルフで後方一回転。外交成果も一回転


見に来た人の中に嫌がらせ犯も紛れ込んでいたのだろう。そのあたりから被リンク数が増え、検索順位が圏外になった。アクセス解析において、訪問組織ランキングを覗くと『衆議院』『日立』『東京放送』や情報関係企業、重工業関連会社のドメインが並ぶ。


足跡を残さないようにしている場合もあるだろうから、こちらからわかることは限られている。異様な被リンク数のためにアクセスが下がったと感じるのは、おそらく私の被害妄想ではなかろうと思う。


アクセス数が少ないのは、もちろん私の書く記事に魅力がないせいもあるだろう。長いし、断定調できつい印象があるし。スマホでは読みにくいことだろう(それはおいおい工夫していくつもりなので、どうか気長にお付き合いいただきたい)。


しかし、毎日のように怪しいホストからアクセスがあり(一つや二つではない)、本当にこの国どうなってるの?と危ぶんでいる。ネットという言論空間においても、こんなに悪意が満ち満ちている。それはきっと安倍政権になってからずっとひどくなったように思う。


みんな、生活のいら立ちを吐き出しているのだろうか。


金をもらってやっているにしろ、嫌がらせでやっているにしろ、来る日も来る日も過疎ブログにやってきては数万ものサイトを貼り付け続ける毎日って、なんなんだろう。自分で悲しくならないのだろうか。そんなことをやり続けて何になるのか。


ボットで自動化してやっているにしろ、何て非生産的な行いだろう。それをして何が得られるというのか。電気代の無駄だと思うが。


誰にも認めてもらえず、小さな自己満足で日々を終わる。なんとも悲しい人生である。それを続けて数十年、臨終の際にわが身を振り返って、「ああ、俺、人様のブログに被リンクしただけの人生だったなあ。なんていう達成感」と慨嘆する人生なんて虚しすぎる。


政府の推し進めるAI化というのは、このような人間を多く生産する『人間のAI化』ではないか、と頭に浮かんだ出来事だった。

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2018年1月 6日 (土)

いろいろ腹立たしいこの日本 その2 明治150周年についてのエトセトラ2

明治150周年についてのエトセトラ 1』の続き


ご存じのように、明治時代とは「廃仏毀釈」で荒れた時代だ。原田氏が述べているように、「長州型」政治は新たな国をまとめるため、天皇を神とする神道を無理やり作り出そうとした。

これまでと違う価値観において人心をまとめないと、またいつ幕府の残党が息を吹き返すかわからないからだろう。


しかしこの「神仏分離令」によって、本来の意図以上の暴走が人々の間に広がった。


『天皇も「一生の心残り」と悔やんだ、明治政府のある蛮行の記録 明治維新150年の光と影(2)』 真鍋厚(現代ビジネス2017.11.05.) http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53392

天台宗総本山、比叡山延暦寺の鎮守神であった日吉山王社(現日吉大社・滋賀県大津市)では、

>ここでは、諸国の神官出身の「志士」たちからなる武装した一隊が、大津裁判所から伝達されている明治政府の「御趣意」に従え、と寺院側に詰め寄った。

>押しかけた一隊は実力行使にでて、神域内に乱入して土足で神殿にのぼり、錠をこじあけ、神体として安置されていた仏像や、仏具・経巻の類をとりだして散々に破壊し、積みあげて焼き捨てた。

そしてまた奈良の興福寺が一面破壊され、廃寺同然になってしまったのも有名な話だ。しかも仏像や経典・古文書などが二束三文で売り払われた上、なんとあの三重塔が30円、五重塔が250円で売りに出されたという無茶苦茶な話がある。


いくらなんでもこうしてやりすぎてしまうのが日本人だ。関東大震災後の朝鮮人大殺戮も同じパターンだ。デマを信じて頭に血が上り、ブレーキが利かなくなる。


中国の文化大革命での文化破壊や、ISの連中が自分たちのアイデンティティのはずのバーミヤン遺跡を破壊するのと同じ頭の悪さを感じる。


>各地の廃寺となった寺の数を知るだけでもその苛烈さが分かる。富山藩では、1600か寺以上あった寺院が6か寺にまで激減。薩摩藩でも1000か寺以上あった寺院が明治7年には全廃となり、藩内には一つの寺院も存在しなくなった。

>そもそもの無理は、千年以上の歴史を持つ「神仏習合」の文化を、「神」と「仏」に切り分けてしまおうとすること自体にあった。土着と外来の信仰が解きほぐせないほどに混淆したものにメスを入れれば、「流血」は避けられない。



明治とは、このような取り返しのつかない過ちを犯した時代なのだ。この時には、金欲しさに神社の森が神主らに売り払われていくのを南方熊楠が嘆いていた。

つまり、西洋から「金儲けのためにいろいろ売る」という「資本主義」が入ってきて、それをわけもわからず受け入れて売り買いをしていたのが当時の日本人だったのだろう。この安く買い叩かれた木々は、まんまと海外へ流れたことだろう。


明治というのは、最初から最後まで今の社会に影響し、いつもどこかで欧米が関わっている。どこまでも資本主義・下品な金の匂いがぬぐえぬ時代である。それは今の安倍政権において完全復活を遂げようとしている。それは「長州政治」を再興しようとする亡霊の仕業のように思えてならない。

再び日本はあの悪夢をなぞろうというのか。


『社説  文化の日の改称運動 復古主義と重なる危うさ』 毎日新聞2017年11月3日 東京朝刊 https://mainichi.jp/articles/20171103/ddm/005/070/041000c

>数年前から11月3日を「明治の日」に改称させるための政治活動が目立ち始めた。2011年に結成された明治の日推進協議会には、右派団体「日本会議」系の人びとが数多く名を連ねている。

>見過ごせないのは、安倍晋三首相と思想・信条が近い政治家が積極的に運動を後押ししていることだ。


しかも安倍はブラジル・サンパウロに『ジャパンハウス』なる 1)日本の「正しい姿」の発信(2)日本の多様な魅力の発信(3)親日派・知日派の育成 を目的とした施設を作っている。


『ジャパンハウス 開館 日本の歴史認識発信 ブラジル・サンパウロ』 毎日新聞2017年5月1日 東京夕刊 https://mainichi.jp/articles/20170501/dde/007/030/022000c


この間のサンフランシスコ慰安婦像問題に飽き足らず、この国は「誤った歴史」を全世界に発信したいらしい。そのうち海外から「あなたの国の歴史はこうですよ」と教えてもらわねばならなくなりそうだ。


世界中のテレビ番組で『あなたが日本に住まない理由』とか『ほんとはやばいよ日本人』などの『日本ヤベー』系の番組が好評を博しそうで私は今から戦々恐々である。

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いろいろ腹立たしいこの日本 その2 明治150周年についてのエトセトラ1

 最近やたらと安倍が明治150周年を標榜して世界遺産や文化遺産登録などに精を出している。だがなぜ観光向けに「明治日本」を押し出すのかわからない。海外の方が見に来るのは主に『和の国』日本であって、残る江戸風情や京都・奈良の神社仏閣ではないか。


あれらは奈良から平安、室町、江戸、という日本文化の爛熟期に建てられたものだ。文学も和歌・ものがたりを中心として明治以前のもので、小説は明治以降のものである。

明治時代は下級武士がそれまでの江戸文化、いわゆる『和の国』を象ってきたものを根こそぎ潰し、無理に『西洋化』を推し進めた時代だ。それなのになぜ安倍はその『明治』を強引に祝おうとするのか。


もちろん長州ということもあるだろう。しかし、安倍さんはほとんど東京育ちで東京出身者のようなものだ。いまさら長州を代表するには無理がないか。実際地元民からは「あまり長州人とは言わないでほしい」との複雑な心情が言われているらしい。


実際、明治時代というのは富国強兵を標榜し、幕末に欧米の力を借りて乗っ取ったテロ国家という見方もある。

今日2018年1月5日付の毎日新聞のオピニオン欄で、『明治維新という過ち』で有名な作家の原田伊織氏が長州のやり方について私見を述べていた。

『明治維新という過ち』は各方面からかなりの反響を呼び、ネトウヨの攻撃にもさらされたらしい。例によって「左翼の反日主義者」と呼ばれ、一方では「右翼の軍国主義者」と批判されたという。

一体どっちやねん、と突っ込みたくなるが、ネトウヨというのはまともな思考のできない連中なので、考えても無駄な話だ。


原田氏はそんな寛容性のない国になったのは「天誅」に走った「明治維新」以後のことでしかない、と嘆息している。


つまり元凶をつくったのは長州藩士であり、彼らの行った「長州藩閥」政治は今に至るまで続いているのだ、と。

>特徴は、憲法をはじめとする法律よりも、天皇を重視し利用してしまうこと。(中略:筆者注)明治以降はまさに「天皇原理主義」となり、国家を破滅に導いた。それ以前の日本には天皇を神聖視した「原理主義」などは存在しなかった。

この指摘は現状安倍の言動を見れば事実なのがわかる。安倍は天皇陛下のご意志をおざなりにし、勝手に自分たちでいいように議論を進め、まるで政治の道具のように陛下のビデオ発言の意図を覆い隠そうとしている。


会議を開いても、御用学者で固め、異論そのものを排除している。

>もう一点は富国強兵、殖産興業の名の下で政治と軍部、軍事産業でもあった財界とが癒着する社会を生み出したことだ。これが私の言う「長州型」政治である。(中略:筆者注)戦後の自民党政権は一貫してこの長州型から抜け切れなかった。

確かに国の発展を背景に金儲けをし、政官財がくっつき出したのは明治以降だ。それ以前の社会にそのような考え方はない。これが今の安倍政治・金だけ・今だけ・自分だけの下品な政治のルーツなのだ。


そして氏は最大の問題は歴史の「検証」がほとんど行われなかったことだと言う。「過ち」の反省もなく二度の破滅を迎えたのにもかかわらず、検証がなされてこなかった。そこには武家の倫理観は窺えないと。

江戸は遅れた貧しい時代だったという、官軍教育の影響が大きく、教科書でもあたかも文明開化でみなが豊かになったと教えられてきた。

しかし、それは歴史のねつ造だと指摘する。


>平和や人々の倫理観に加えて、日本古来の自然観の中で、世界一の大都市ながら循環型で持続可能な社会を営んできた時代の存在は、世界史上でもみられない、日本の宝と言っていい。


この言を受け、私はやはり冒頭で触れた疑問に行き着くのだ。どうして日本の誇るべき『古来よりの独自の文化と社会』を持った江戸をアピールしないのだろう。類を見ない雅を誇る平安文化でもいい。

「日本スゲー」系のテレビではいつも誇らしい文化を報じているではないか。安倍は何を考えているのだろう。もしかして文化が何かも知らないのだろうか。


明治150周年についてのエトセトラ2』へ続く

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2018年1月 5日 (金)

テレ朝『君の名は。』考 絶賛されていたけれど・・・私の偏った一私見(長文)

 各所で絶賛され、メディアもこぞって持ち上げていた『君の名は。』。
映画CMやネット紹介記事を見る限り、「結構ありきたりだし、ネタも古いなあ」と見ぬままでいた。正直どうしてそんなに若者の心を捉えたのだろう、とずっと首を傾げていた。

しかしあまりの人気だというから、一度見なくては批判もできまい、と考えているうち、地上波で流れることになり、視聴。


 (以下ブログ主による偏見と思い込みによる批判記事となりますので、『君の名は。』が好きな方は読むのをご遠慮なさることをお勧めいたします)

                   ――

みなが『ものすごい映像美』と絶賛する絵は確かに丁寧できれいだが、私にとっては陰影がやや乏しく感じられ、光を強調した描写はどこか空疎で苦手意識を覚えた(もう年寄りの感性なのかも)。どこか描かれる世界に奥行きを感じられなかったのだ。


どこかで見た絵柄だと思えば、ACジャパンのアニメCMと制作会社が同じである。あの悪名高い大成建設(公共事業請負No.1)のCMも同様で、あのウソ丸出しのあざといCMが好きになれなかった(私は基本的にACジャパンのCMは身震いするほど嫌いだ。道徳的なことを一面から押し付けてくるし、何よりも表現が気持ち悪い)。


仕事の依頼で作ったのだから罪はないのかもしれないが、CMに対して私が勝手に抱いた印象から、あの絵に苦手意識を持ったのかもしれなかった。


で、絵のことはともかくストーリーだ。


以前も話題にした『シン・ゴジラ』はネットで叩かれた割に面白く、エンターテイメントとしてよくできていた。私自身、勝手に思い込みで「しょうもない」と決めつけていたから、実際見て面白かったのは収穫だった。

だから今回も「どうせ入れ替わりとか使い古されたネタや、時空を超えたSF的な要素で客の関心を引き、みなが好みそうな小道具を散りばめて感動を呼ぶんだろう」と勝手な憶測を立て、実際見ればそれが覆されるのでは、と期待していた。


ところが実際見ればその予想のままであり、拍子抜けしてしまった。


ぶっちゃけた話、私にとってこの映画は「面白くない」のではなく、「よくわからない」のだ。


それは何もストーリーや設定がわからないというわけではない。ただ、登場人物たちにとって、このストーリーは必然性がないというか、なぜこの表現にしたの?と首を傾げるところが多く感じた。


とにかく見終わった後、言うに言えないモヤモヤした、すっきりしない気持ちが残るのである。


ネットで検索すると、少なからず同じように思った人がコメントされているのを知り、私だけが感性がおかしいのではない、と安心することができた。


一番よくわからないのが「神様」の存在である。ヒロインの祖母の口からその存在が語られるのだが、作中ではだからといって神自身が出てくる訳でも、交信するシーンがあるわけでもなく、言ってみれば「マユツバ」的な存在で描かれている。


しかし最終的にはヒロインの家系に干渉し、時空を超えて対象者に「入れ替わり」を行い、隕石飛来による町の消滅を避けるために尽力している。


そこまで大きく作用する存在なら、もう少しヒロインと交信するとか、何らかの具体的なエピソードが必要だったのではなかろうか。そんなものといえばそんなものだが、早死にしたヒロインの母や、そのせいで政治家となった父のエピソードなどは、それがないと薄っぺらくて何のための設定かわからない。


設定があるならもっとわかるように伝えて欲しかった。


そのため、入れ替わりのエピソードも「なんで突然?」となり、それによってお互いが惹かれあうと言われても、「そうかな?」と首を捻ってしまうのだ。

大体、周りの人はどの段階で、二人が入れ替わっていた間のことを忘れたのか。


二人が惹かれあうところは、もう少し丁寧にエピソードを積み上げてもよかったのでは。あれではまるでダイジェストだ。感情移入しようがない。



とにかく疑問はすべて「神様」の存在に尽きる。


「口噛み酒」の登場する必然性は感じられないし、どうしてそれを飲んだ彼が意識をタイムスリップできるのか。神様の力だとしても理屈が乱暴すぎないか。


また、「彼は誰」「誰そ彼」と「黄泉の国」「黄昏」を並べて死と再生の理屈をつなぎ、「かたわれ」なる造語と「産日(ムスヒ・劇中ではムスビ)」の力によって一応の説明が試みられていた。


産日(ムスヒ)とは古事記に出てくる原初の神・神産日命(カムムスヒノミコト)に見られるように、この世を生成するエネルギーを表す言葉だ。それをどこかで知った監督が「ムスビの力」として作中に組み込んだのは理解できる。しかし、どうにもそれだけでは各要素をつないだだけで、説得力に欠けているように思えた。



二人の擦れ違いについても、記憶が消えていくことからの悲劇性を強調し、本家「君の名は」的なラインへ行くのかと思えば、それはただのポーズだけで、パロディでしかなかったように思う(何のためのパロディなのだろう)。



結局、この映画は何を言いたかったのか。二人の運命的な出会いからの隕石回避への宿命、記憶のない中での奇跡的な再会、であろうか。


思いは時を越え、宿命をも凌駕する、というところか。だが、巷で言われているように感動するにも、どこで感動したらいいのかわからなかった。いろいろ気になるところが多かったせいもあるが、言うほど二人の思いはぶつかり合っていないし、どの段階で「愛する」ようになったのか不明である。


せいぜい『おかしな出会いで得た異性の友達』レベルでは?と年寄りは思ってしまう。興味は覚えても恋までいくほど互いを知っているか?という話で、知りたいからこそ互いの街を訪ねたのではないか。


恋が始まる前の大冒険、そんなポジションで語った方がわかりやすかった気がする。



以前、漫画家の江川達也氏がこの映画についてコメントを求められ、「これは売れるなと思いましたけど、プロから見ると全然面白くないんですよ。作家性が薄くて、売れる要素ばっかりぶちこんでるちょっと軽い作品」と答えたそうだが、私もまったく同じ印象を覚えた。


『江川達也氏 「君の名は。」に持論「プロから見ると全然面白くない」』 (スポニチ2016年10月6日 ) https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/10/06/kiji/K20161006013485570.html


江川氏はさらに

>「(作品を)絶賛している人が、面白くなかったと言う人を凄くディスるんですよ。『見なきゃダメだよ』とか言って」と指摘。「ある種、『君の名は。』はファシズム映画なんですよね」


と言ったことでファンを怒らせ、炎上したらしい。


確かにファシズムは言い過ぎだが、言いたいことはわからなくもないと思った。いくら自分が気に入ったからといって、それに反対する意見を言う者をよってたかって叩くのはネトウヨと変わらない。



私が気がかりなのはこの監督(というか製作会社)がNHKや大成建設、ACジャパンなどの政府系組織から仕事を受注していることだ。つまり、プロパガンダとして利用されていくのでは、と危惧している。


上のスポニチの記事でも新海監督と面識のある評論家として、あの政府御用評論家の岸博幸が顔を出し、賞賛している。NHKの対談番組でも監督が出演していた。


監督本人の交友関係によるのか、使える人材としてマークされているのかわからないが、そこはかとなく政府の匂いが残り香のように漂っている。



・・・この作品は本当に発表通りの人気だったのか。壮絶人気だという広告に乗せれられて人々が映画館に足を運び、それによって数字が増えていったのでは――。


疑り深い私はついそんな妄想を抱いてしまった。


売れる要素をつなげることで商品化、若者たちを扇動する道具にされていかないか。私は最近の政権のやり方を見て危機感を覚えている。この映画が、その試みの一つしての成功とみなされていないことを切に祈る。

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2017年11月13日 (月)

テレ朝『シンゴジラ』考 ネトウヨ・安倍さん・萩生田が絶賛? 彼らと真逆の意味で絶賛する私

 ※今回はニュースから離れた単なる番組感想です。興味ない方は読み飛ばして下さって結構です。

昨日テレビでやっていた映画『シン・ゴジラ』。放映当時はいろいろ物議を醸したらしいが、私もやっと見た。行きつけの美容師の若者が「ぜひ見ると良い」と言っていたので期待せずに視聴(失礼)。

見た感想としては、想像以上に面白かった。「自衛隊が活躍するからネトウヨが大絶賛してる」「リアリティがない」「原発事故を安易にネタに使ってる」「安倍や萩生田が絶賛している」など、マイナスの前情報があったため構えて見たが、見終わると逆に何で安倍とかが絶賛したのかと首を捻ってしまった。


私の読解力のなさのなせる業なのか、あまりそういったことは気にならなかった。個人的には普段安倍政権に怒っている人ほど楽しめる映画だったのでは、と思ったほどだった。

感性の違いかもしれないが、劇中の台詞に政府の仕組みやアメリカを揶揄する言葉が多く、とくに「日本はアメリカの属国だ。逆らえるわけがない」「いつもアメリカは無理を言う」「日本で熱核兵器を使うだと?ふざけるんじゃない。なんて奴らだ」「他人事だと思って」など、うろ覚えだがかなりアメリカ批判が飛び出していた。

しかもアメリカがゴジラの血液サンプルを日本政府に無断で回収し、日本が後から採取できないよう、勝手に焼却処分をしていた、というくだりは、この間の高江ヘリ墜落事件を思い起こさせる。

かなりボーダーラインすれすれでアメリカ批判を行っていた印象で、よく安倍や萩生田がこれを見過ごした挙句、喜んでいられるな、と感心した次第だった。私は彼らが感性や読解力ゼロで、派手なアクションシーンに気を取られ、上っ面で満足したためではないかと思っている。

なんにしてもこの映画を、北朝鮮危機や米軍問題の燻るこの時期に放送したテレビ朝日が面白い。私のような受け取り方をした国民が多ければ、安倍たちとは違う意味で溜飲が下がってのではないか。


政府内に、個性的だが多くのまともな役人たちが登場し、長谷川博己演じる責任感あふれた官房副長官が仕切って解決へと進んでいく。当時萩生田はその官房副長官だったので余計に感情移入したらしいが、自惚れにもほどがある。

長谷川官房副長官は事態の正確な把握を優先し、国民への被害を最小限にしながら「あらゆる選択肢」をもって事態収拾への解決をはかった。まるでスタンスが真逆であり、制作監督の庵野氏はその皮肉をこめて「こうあるべき」政府を描いたのではないか。

本当に巷で言われるように「日本スゲー」的な都合の良い幻想を流すだけなら、それこそ『ゴジラ』というブランドを使う必要も、映画にする必要もなかったろう。

だから『リテラ』の今日の記事には少々首を傾げてしまった。


『加計問題で圧力の安倍側近・萩生田官房副長官が「シン・ゴジラを観ろ!」 事務次官会議での発言を前川前次官が明かす』 リテラ2017.11.12.  http://lite-ra.com/2017/11/post-3581_2.html

いつも舌鋒鋭く安倍批判をしている『リテラ』のこと、私の感性が間違っているのだろうか、と不安を持っているが、こんなにアメリカの行いを批判する映画なのに、という疑問はなくならない。

政府がすんなり国民側の安全を優先して動いていく有様は勇気づけられるが、それは「現実はこうではありませんよ」「実際本気でやれば役人もここまでできるんです。できないのは彼らがさぼっているからですよ」という、ファンタジー小説ではお決まりの描き方。皮肉・約束事だ。それを「ご都合主義だ」と言うのはエンタメの楽しみ方を知らない人の言い草では、と思ってしまう。

映画を見ていて思ったのは、現実に安倍政権がこういった有事の際、本当に国民の安全を考えて動くだろうか、ということである。安倍政権は過去、中東に行った平和活動の若者を見殺しにし、ISを煽る演説をした前科がある。今も関係ないのに北朝鮮を煽って危機を『自ら』作り出している。おまけに原発事故に対する補償も消極的で、削減へと舵を切っている。

おそらく仮にゴジラが来る緊急事態になっても、この政府は多くの国民を見殺しにするだろう。そしてさっさとシェルターに閉じこもって大本営発表を続けるだろう。アメリカの言う通りに動き、最後には都心部での核兵器使用を許可、核エネルギーで動くゴジラを核で爆破、地球の4分の1を消し飛ばす大惨事を起こすだろう。


緊急事態条項の発動についても劇中では描かれ、それを問題視する声も聞かれるが、総理演じる大杉漣は官房長らから発動を迫られ、その責任の重さのために迷う。この姿には改憲した上、共謀罪等の国民監視のもと、独裁を続けようとするどこかの首相とは全く違うスタンスが垣間見える。本来その重責のため、悩みに悩みぬいた末に発動を下さねばならない立場だということを、皮肉を通して提示しているのである。


映画で感じた一番の問題提起、それは武器というものの恐ろしさと、その無意味さである。

劇中、自衛隊がヘリから機関銃やミサイルを飛ばしてゴジラに攻撃をしかけるシーンがある。これをどう都合よく受け取ったか、ネトウヨは歓喜しているらしいが、これほどの殺傷兵器が我が国にたくさん配備されていると思うと怖くなる。『軍』ではないのでこれ以上の大規模な兵器は持っていないのだが、それでもあんなものが自分に向けられたらと思うとぞっとする。

逆に言えば、そんなことは早々起こらないのにもかかわらず、あれだけの兵器が配備されており、消費されているのである。

この映画のクライマックスは、個人的にはゴジラが米軍の攻撃によって新たな「進化」を遂げ、口からビームを放射するシーンである。これは相当な、武器至上主義のアメリカへの批判、皮肉というべきシーンではないかと思った。

強力な殺傷兵器を持つアメリカは、要請もしていないのにゴジラへの攻撃を報告、最新戦闘機でもってゴジラの身をえぐる地中掘削型爆弾を降下する。

それも米軍の爆撃予定範囲は劇中の役人を「こんなに広いのか」「むちゃくちゃだ。ゴジラより大変じゃないか。避難を急がせろ」と言わしめるものであった。

血しぶきをあげて苦悶の声をあげるゴジラに政府要人らは歓喜喝采し、「さすがアメリカだ」と叫ぶ。

ところが、身に危険を及ぼす悪意と兵器に(怒り?)、新たな「進化」を見せる。それにしてもゴジラの体を引き裂く爆弾は、現実に世界のどこかで人間相手に使われ、今も殺人を繰り返している。そのことに気付いた私は、心から恐ろしくなった。

ゴジラは体内の原子炉による原子力ビーム砲を得て、背びれからも放出する無敵の存在となる。ゴジラのビーム砲に最初に犠牲になるのは自衛隊ではなくアメリカ軍だった。「三機撃墜?バカな?!」と驚く駐日大使の台詞がおかしかった。

力に自信を持つアメリカが強引に介入した挙句、相手を怒らせてパワーアップさせ、報復を受けて全滅、しかも当事者である日本には「ゴジラのパワーアップ」という、収拾のつかない負債を残してしまった。

これ、イラクやシリアに勝手に介入した挙句、事態を悪化させたアメリカ政府を思わせる演出である。


そしてあのゴジラビームは「原子力エネルギー砲」であり「放射能光線」でもある。ゴジラは海から上陸した挙句、まっすぐに都心部・千代田区・永田町へ向かい、「放射能ビーム」で汚染し、焼き尽くす。そのさまは博士の怨念ならぬフクシマ被害者たちの怨念の成す業であろうか。これを「安易な比喩」と片づけることは少々遊び心がなさすぎると言わざるを得ない。


結局核兵器使用という、アホしか思いつかない解決方法をごり押しするアメリカ政府に、長谷川博己たちは頭脳をつかって奔走する。方々のコネを使い、ドイツやフランスに手伝ってもらい、ゴジラの体内構造を解明、解決手段を発見する。

ゴジラを呼び起こしたのは、放射能に妻を殺された博士の怨念ではないかともほのめかされ、実際無事ゴジラを凝固剤で凍結したのちのラストシーンでもそれは現れる。尻尾の先に苦悶する人間たちのシルエットが描き出され、放射能、ひいてはそれを扱う者の愚かさへの怨念がテーマでは、と最後にわかる内容だった。



確かに従来のゴジラ映画とは、語る方向も描き方も怪獣デザインも異なるが、これは『ゴジラ映画』へのパロディ・あるいはオマージュと思えば納得できるのではないかと感じた。


作品の受け取り方は人の数だけあるだろうが、私は「放射能問題・原発問題を忘れるな」「アメリカにいつまででかい顔させるんだ」「安倍政権は仕事しろ」というような製作者側のメッセージと受け取った次第。


そういえば以前、小泉元首相が忠臣蔵が好き、と言っていたのを思い出し、安倍たちがこの映画が好きというのを考えた。小泉はなぜか『討ち入る』側に感情移入して観ていたようだが、実際は彼は『討ち入られる』権力側だ。何を勘違いしていると当時も笑ったものだが、今回の安倍たちも同じなのだろう。

権力乱用を繰り返す自分を棚に上げ、気持ちのいい部分だけ受け取って喜んでいる。この国に居座っているのは、そんな幼稚な思考の大人たちである。

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2017年10月21日 (土)

大企業の不正の波、通販サイトに思うサービスの低下(2)ジョーシンの場合

前回(1)の続きです。

―再び安くなった値段で買い直したのだが、これについてカスタマーに問い合わすと「在庫状況によって値段が変わることがございます。ご了承ください」との一点張り。納得できなかったがその時はそれで置いておいた。

しかし次の年の正月、またも同じことが起こった。いい加減にして欲しいと苦情を言ったが、やはり前と同じ文言が返ってくるのみ。いつからジョーシンはAmazonのようになったのか。

そしてこの間などは予約受け付け中の商品の価格が出荷前にも関わらずどんどん値上がりしているのを見た。つまり、頼んだ時期によって発売前にもかかわらず注文者の払う金額が変わるということだ。これではすぐに注文した者だけが得をし、後から頼んだ者は馬鹿を見ることになる。


以前の状況に置かれていて、もしこちらからキャンセルできなければ、おそらく再注文に間に合わず、大損していたはずだ。それを思うと今回の仕様変更には不安が残り、もしかしたらよくあるサイト側のシステムトラブルで、今だけボタンの表示が消えているだけかもしれない、とお伺いを立てみたのだが・・・


すべて「運営上の都合であり、事前の連絡にいたしましても考えておりません」との回答であった。amazonですら一応この手の仕様変更についてはヘルプ欄で明記しているし、購入画面でも説明がある。なのにジョーシンではそのいずれも行わず、「運営上の都合」と切って捨てた。


正直な話、キャンセルするつもりで買わないので別に構わないのだが、こういった企業の態度は目に余る。いつも企業側(つまり経営者側)の理屈を通し、肝心の消費者にしわ寄せを持ってくるやり方はすっきりしない。


優良企業と思っていたジョーシンがこのありさまなので、大企業はいわんや、と思った次第。少しジョーシン側の言い分を代弁するなら、増税以後、家電業界はかなり厳しくなっている。そのため、ジョーシンの配るクーポンは額、回数ともに日に日に少なくなり、送料無料額も少し前まで1500円以上だったのが、今や会員で3500円以上購入、一般なら4500円だ。誕生月のボーナスポイントも500から300へ引き下げ、さらに使用期限までついた。

amazonのような巨大資本とは比較にならず、やむない変更なのだろう。しかしジョーシンは新店舗を増やしたりしており、今一つ方針がよくわからない。一店舗建てるのに建築費だけでなく、人件費、駐車場、商品の仕入れ、新輸送ルートの設置、教育スタッフの招へい、などなど、かなりお金がかかる。その分のお金をWEBの方の人件費やサービス充実、価格の還元に回せばどうか。

経営者の思考が結局、経団連のような売上げ至上主義の『自民脳』なのではないかと思う。売り上げを語る前に、目の前の消費者を見てほしい。買う買わないを決めるのは彼らだし、不愉快な思いをしてまでその店で買いたくはない。


昨今の立て続けの不正を見て、身近の問題だと感じた。

※追記(10月21日)
そういえばこの手の通販サイトで問い合わせをして、責任者をお願いしても出てきてくれた試しがない。その時々にメールを見た担当者が返事をしているらしい。カスタマーセンターにおいて責任を取る者がいないことも問題の一因ではなかろうかと思った。

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大企業の不正の波、通販サイトに思う昨今の質の低下(1)ジョーシンの場合

ここのところ神鋼や日産、東芝、日立等々、不正騒ぎが起きており、日本企業のモラルが問われている。そんな中、お世話になっている通販サイトでも、利用者より企業側の利益を優先したようなサービス改悪が増え始めているように思う。

その中でも大手通販Amazonなどは代表的で、検索窓に「Amazon トラブル」などの単語を入れれば、数えきれないほどの怨嗟の声がヒットする。かく言う私も何度かトラブルを経験しており、最初は突っぱねていたカスタマーサービス側も、しつこく経緯と問題点を整理して訴え続けると、ようやく折れるという有様だった。大抵は「○○円クーポン」とやらでお茶を濁されたが、最近はどうなのだろうか。

ところで、最近家電専門店のジョーシンWEBでは会員側からのキャンセルが不可になったのをご存じだろうか。Amazonに比べ使いやすく、月々に配布されるクーポンを使えばAmazonよりも安く買えるので重宝していたサイトだった。

カスタマーセンターも親切な印象があったのだが、ここのところはそうでもなくなってきているようだ。

これまで注文してからキャンセルということはあまり考えになかったのだが、いざとなればこちら側でキャンセルできるのは安心感があった。

しかし、以前経験したトラブルがふと頭をよぎり、私は不安になった。




あれはつい二年ほど前のこと。
必要な商品があったので注文し、「お取り寄せ」とあったのでそのまま待つつもりだった。

ところが、次の日たまたまその買った商品のページを開くと、3000円ほど安くなっており、「在庫有り」と書かれてあった。目を疑って自分の購入履歴を確認すると、「承り中」の表示で金額はそのままだった。

前日も前々日もその前も私の買った値段だったのに、どうして私が買った途端に3000円も下がるのか。しかも「在庫有り」。
私の注文によって倉庫から余分に輸送し、在庫状況の変化のために値段を下げたとしか考えられない。

この時私は初めてキャンセルボタンを押した。

以下、長くなったので(2)結論へ続きます。

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