ブログ村

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 自民、関電幹部の参考人招致を拒否! 安倍さん、「徹底的に全容を解明!」じゃなかったの・・・? | トップページ | 二階「台風被害まずまず」の安倍自民 去年の「赤坂自民亭」に続き、国民軽視 »

2019年10月11日 (金)

教育崩壊! 教委に失望して高校生が死に、教師が教師をいじめ抜く

テレビでは神戸市須磨の小学校教員の同僚いじめが連日流れている。甥っ子が教師をやっているので他人事ではない。実際、甥の出身大学(神戸K大学)では教師養成に力を入れており、教師養成講座も受けたそうだが、教員および教職センターの対応がひどすぎる、とよく愚痴を聞いた。


そんな記憶がよぎりつつニュースを見ると、さほど驚くには値しないのかもしれない。


ただ、いまさら教員いじめのニュースを流すマスコミには腹が立っている。それは少し前に発覚した『川口市の高1自殺』についてまったくというほど触れなかったからだ。彼は中学生の頃からいじめを訴えてたのに、川口市教育委員会は動かず、それどころか『いじめ防止法に欠陥があるため、声高に主張する者が被害者になってしまう』などとアクロバット開き直りを行い、責任逃れしたのだ。


そのため、いじめ被害者の少年は「教育委員会は大うそつき」とノートに遺書を残し、自殺してしまった。


この事件は川口市教育委員会は言い逃れのできぬ過去最大の不祥事だと思うが、世間を見ても話題にのぼらないし、川口市教育委員会を責めるツイートもあまり見かけない。テレビでも流れないのだから当然かもしれないが、マスコミはこれを騒がないで、恥ずかしくないのか?


東京新聞:川口の高1男子自殺 いじめで3度自殺未遂「教委はウソつき」:社会(TOKYO Web) 

>中学時代、いじめを苦に三度自殺未遂し、障害を負った埼玉県川口市の高校一年男子生徒が、七日深夜から八日未明の間に自殺を図り死亡したことが、遺族らへの取材で分かった。遺族らによると、男子生徒は市立中学時代のいじめが解決しないことを悩んでいたといい、自室から「教育委員会は大ウソつき」「今度こそさようなら」などと書いたノートが見つかった。

川口 中学いじめ 被害者本人が記録請求 市教委、多数開示せず     2019年1月30日 朝刊 東京新聞

川口いじめ 市教委文書 「事実と異なる」母不信     2019年1月30日 朝 東京新聞

東京新聞:川口の元中学生損賠訴訟 市側「いじめ防止法に欠陥」:社会(TOKYO Web) 2019年9月19日 朝刊

>大津市のいじめ自殺事件の反省から二〇一三年に施行された同法は、いじめを「行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」などと定義。これに対し、川口市側は地裁に提出した準備書面で、定義が被害者の主観に基づき広くいじめを認めているため「苦痛を受けたと声高に非難する者が被害者になり、精神力や社会適応能力の高さなどから相手を非難しない者が加害者にされる」と疑問を呈した。



高校生が教育を司る教育委員会の不誠実さに絶望し、世をはかなんで自ら命を断ったのだ。この子はどれだけ情けない気持ちで己の無力を悔やみ、加害者を、大人たちを恨んだことだろう。訴訟まで起こしたのに、相手は法律まで否定して、言い逃れを図ったのだ(※)。許されることではない。


川口市教育委員会の幹部は全員総辞職の上、いじめ加害者への調査を進めなくてはならない。


いや、この場合、川口市教育委員会も『いじめ加害者』に加えられるだろう。



(※注 こっちは別の元中学生の訴訟。結局、川口市の教育長は国に呼び出されて注意を受けた 東京新聞:「いじめ防止法に欠陥」主張 国が川口市教育長指導 初のトップ呼び出し:社会(TOKYO Web) )






他にも、岐阜の中3自殺のいじめ調査の際にも、被害者の同級生から受け取った『いじめを訴えるメモ』を担任がシュレッダーにかけた事件があった。メモを受け取ったこの担任は「これはいじめだ。先生も頑張る」と答えたというのに。


東京新聞:中3死亡「いじめあった」 金銭要求、土下座の情報も:社会(TOKYO Web)

>担任の三十代の男性教諭はメモの存在を上司らに伝えておらず、他の書類と共にシュレッダーにかけて廃棄した可能性が高いという。

>市教委によると、女子生徒が生活ノートに挟んで担任に渡したメモには「本当は言いたくないけれど、自分にできることはやりたいので私も一緒に戦います。先生力を貸してください」とも書かれていた。

いじめ訴えるメモ、副主任の教諭も確認 岐阜・中3転落死 - 毎日新聞

岐阜・中3転落死:市教委、いじめ認定 担任、訴えメモ破棄 - 毎日新聞

>市教委は、同級生の女子生徒が5月31日朝、男子生徒へのいじめを訴えるメモを30代の男性担任教諭に渡していたことを明らかにした。いじめを列挙し、「先生、力を貸してください」と書き添えており、担任は「これはいじめだ。先生も頑張る」と答えたという。  しかし、担任は同日午後、給食で嫌いな野菜を押しつけたいじめのみ取り上げ、2人の男子生徒を指導。



もはやこれは教育崩壊だ。政府も、君が代斉唱とか、国旗掲揚とか、そんなことに血道を上げている場合か。こういう生徒たちのシェルターになるべく、制定したいじめ関連の法律も、重要な部分の議論を削除した。


「いじめ防止法」改正案:教職員の研修→削除 対策委員会に関する規定→削除 子どもの命より学校か 遺族ら反発 - 毎日新聞

>素案は当初、学校や教員が実施すべき対策を詳細に明記した内容だったが、座長試案は学校関係者への配慮から多くが削除された。遺族らは「誰のための法律なのか」と批判しており、着地点が見通せなくなっている。



良心はないのか? 教育関係者の心がよくわからない。よくこんなことができると本気で感心する。まともな人間なら、見殺しにはできないはずだし、ありえない言い訳して生徒を絶望に叩き落とすか?そこまでして何を守ろうとしている?




今回の神戸の教員いじめの話でも、あのいじめた教員たちはなんと子どものいじめ防止の取り組みにも関わっていたらしい。世も末だ。企業や大学でいえば、『モラハラやセクハラ相談はこちら』って書いてあるのだが、そこは教務部や総務部だったりして、もろに告発を握りつぶせる部署だったりするのと同じだろうか。



東京新聞:神戸 教諭いじめ、同僚黙認か 20代の3人も被害:社会(TOKYO Web)

>加害者の四人は三十代男性三人と四十代女性一人。いずれも学校運営の中心的存在で、子どものいじめ防止の取り組みにも関わっていた

東京新聞:神戸 いじめ教諭、児童にけが 授業中に突き飛ばし:社会(TOKYO Web)

神戸教諭いじめ 加害者の男性教員、児童の骨折る 16年、授業中に突き飛ばし - 毎日新聞

いじめ見て見ぬふり…神戸東須磨小加害教師らの資質と評判|日刊ゲンダイDIGITAL




しかし、報道の通りなら、神戸のいじめ教師たち(女性含む)は異常だ。話ではいじめ被害者のクラスについて「潰してやる」とも言っていたというし、この人達が子供の多感な時期を預かる小学校教師という事実に戦慄する。人の気持ちがわからないサイコパスではないか。精神鑑定を受けさせたほうがよいかもしれぬ。


今は教員のなり手が減っていて、体力のある教師が通りやすいと聞く。兵庫なら、若手が採用されれば離島か底辺校へ配属される、と甥は言っていた。公立は試験が難しいのではないのか、と尋ねたことがあるが、「確かにそうだが、一次の面接の印象が大きい」とも言っていた。確かに教員は体力勝負だ。生徒や保護者を相手にせねばならぬ。一次面接では「保護者クレーマーにはどう対応するか」と聞かれたそうだから、実際、贅沢言ってられないのかもしれない(結果、サイコパス教員を雇ってしまえば世話ないのだが)。




この話で私は、ランドセル俳人で有名になった小林凛さん(今は高校生)のことも思い出す。彼もまた、小学生、中学生のときに壮絶ないじめに遭い、教員のあまりに不誠実な対応(いじめを「ない」と言い張る教師。母親が目の前で目撃してもシラを通した、など例は多岐にわたる)に失望していた。彼の著作に、彼の教師への失望が述べられている。幸いだったのが、まともな教師にも出会えたことだろうか。


私は彼の俳句の才能に感心すると同時に、教員たちのあまりにも破廉恥な態度に、はらわたが煮えくり返ったのを覚えている。






こうしてみると、本当に学校は必要なのだろうか、と本気で考えさせられる。


教師の不祥事は一部だけで、ほとんどの教員はがんばっている、と話す人がいるが、私は懐疑的だ。どのように頑張ってるのか気になる。


忙しくて余裕がなく、生徒の声に耳を傾ける余裕もなく、手間のかかる生徒を忌避し、つべこべ言わずに従う生徒を可愛がる。管理しやすくするために校則を増やし、「生徒のため」と己に言い聞かせて苦しめていないか。


周りに聞いても、教師に憧れた、と話す人は稀で(まったくいないとは言わないが)、たいていは愚痴を聞かされる。

まともな教員にあたったことのない私のひがみだろうか?




ブラック校則 まずは公開、それから議論を 各地で見直しの動き - 毎日新聞

>15歳以上の10~50代の男女を対象に2018年に実施した調査では、中学生のときに髪の毛の長さに関するルールを体験したのは50代が25%、10代が27%と年代による差がほとんどなかったが、「眉毛をそってはいけない」「下着の色が決められている」は10代が圧倒的に高く、学校の管理強化の傾向がうかがえるという。プロジェクトに関わる評論家の荻上チキさんは「必要な合理的なルールもあるが、学校の管理のしやすさを優先するようなルールは不要だ」と指摘する。



東京新聞:未成年の自殺率、最悪 昨年599人 原因は「学校」最多:社会(TOKYO Web)

文科省 「不登校」も過去最多 19万3674人 毎日新聞2018年10月25日 19時32分


教職員の8割がストレス 平均11時間超勤務 会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月30日 東京夕刊

東京新聞:先生のハラスメント助けて 8900人署名、文科省に提出:社会(TOKYO Web)

中学生に直接聞いた不登校理由、国の調査と大きな隔たり / 不登校新聞

>今回のNHK調査は、文科省調査と比較もできるよう、質問項目等をそろえて実施。文科省調査とのちがいは、回答者が子どもであること。つまり、不登校の要因について、教員と子どもの認識のちがいを検証することが可能だ(上図参照)。

>文科省調査において、「教員との関係」が不登校の要因として挙げられた割合は2・2%だったが、NHK調査では23%と、20ポイント以上の開きがある。  また、「いじめ」についても、文科省調査では0・4%となっているが、NHK調査では21%だった。文科省が把握している以上に、 「教員との関係」や「いじめ」などを不登校の要因として挙げる子どもが多いことがわかる。


しつけ体罰容認6割 たたかれた経験は過半数 虐待予防の法人調査 - 毎日新聞



日大パワハラ事件も思い出す。世の中からこういう人間が教員になる傾向を払拭しない限り、この手の問題は増え続けるのではないだろうか。


そして、何より国が動かねばならない。なのにこのありさま。政府が堂々といじめを行っている。

 

 

 

 

 

 

 

 


web拍手 by FC2

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

« 自民、関電幹部の参考人招致を拒否! 安倍さん、「徹底的に全容を解明!」じゃなかったの・・・? | トップページ | 二階「台風被害まずまず」の安倍自民 去年の「赤坂自民亭」に続き、国民軽視 »

社会」カテゴリの記事