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2018年6月23日 (土)

辺野古・埋め立て予定の海にサンゴ そして陸上イージスは秋田へ。しかしミサイル防衛綱には『すべての迎撃困難』

 ワールドカップと震災で無理やり政治ニュースがかき消され、加計孝太郎問題(あるいは日大も?)がうやむやになりつつある。この間の森友メモについても存在を否定しないなど、まだまだ目の離せない展開だというのに、この国のマスゴミは何がしたいのか。穴見とかいう論外議員は氷山の一角にすぎない。全国の自民議員を調べれば、それは恐ろしいほどの政治の劣化を目の当たりにすることだろう。


それはさておき、名護市の農作業小屋に銃弾が見つかった件、今回が初めてではないという。徹底的に抗議しない防衛省は、一体どこの国の省庁なのか。その防衛省、辺野古基地工事を押し進めているが、8月にもサンゴの海に土砂を放り込む算段をしている。しかし、その予定地に大型のサンゴの生息が確認され、防衛局に非難の目が向けられている。

□辺野古埋立て予定地にサンゴ



案の定、このサンゴは防衛局が『未確認』としている群体だそうで、これから確認するらしい。何せ、『現場海域や一部空域は日米両政府が立ち入りが制限されている』ため、朝日記者たちは上空からヘリで撮影したそうだ。

埋め立て予定海域に大型サンゴ2群体 辺野古上空で確認 編集委員・野上隆生2018年6月15日18時27分 朝日



少し前にも辺野古防衛局環境アセスは『科学的根拠なし』とアメリカの専門家から指摘されていたことが明らかになっている。ジュゴンへの影響を無視した報告書であり、そもそも辺野古に基地をつくる根拠が崩れている。


あれだけ必死にカジノまで誘致して『観光大国日本を目指す』と息巻いている政府が、なぜ自分たちで貴重な、一度壊せば再現不可能な観光資源をこれほど強引な方法で潰そうとするのか。ちょっと頭悪すぎないか、とこの国の政治家たちの思考を疑わざるを得ない。

世界のどこにもない観光資源ですよ、安倍さん?


□陸上イージス秋田へ設置ありき『代替地は考えていない』


そして防衛省は風光明媚な秋田と山口に、よりにもよって無駄遣いの悪名高いイージス・アショアを設置すると説明に向かった。案の定、地元からは反発の声が上がり、知事も疑問の声を上げる始末だった。この一方的な説明会について、毎日が詳細なレポートを上げていたのであげておく。


防衛省 陸上イージス「配備の可能性高い」秋田県に説明 毎日新聞2018年6月15日 08時53分(最終更新 6月15日 08時53分)

引用:https://mainichi.jp/articles/20180615/k00/00e/010/191000c

>防衛省はこれまで、新屋演習場を「最終候補地でなく最適候補地だ」と表現し、今後の調査で判断するとしていた。

>北林康司県議(自民)は「今後の調査次第で『不適』になる可能性はあるのか」と質問。五味課長は(省略:筆者注)これまでの検討を考慮すると、配備できる可能性が高いと考えている」と答えた。また、代替地は考えていないとも述べた。 


人体への影響  防衛省は既に調査済みとし、電磁波は無線LANと同様「Sバンド帯」に該当し、低周波のため現時点では問題なく運用できると主張。安全性を裏付ける「電波防護指針」を提示したが、調査の具体的手法や結果は示さなかった。 

テロの標的  五味課長は「抑止力が高まり、狙われる可能性が低下する」。沼谷純県議(つなぐ会)が「攻撃される危険がないと断言できるのか」と指摘すると、五味課長は「そのようなことが起こらないよう努力する」と述べるにとどめた。   




何というか、脱力感しか出てこない。『不適になる可能性は?』と聞かれ、言い訳がましいコメントをした挙句、『代替地は考えていない』。

それってもう『配備ありき』ということだろう?

電磁波の影響に関しても、いつかの環境アセスと同じく、『(科学的根拠はないが)現時点では問題ない』。


テロの危険性は?と問われ、『抑止力が高まる。攻撃されないよう努力する(キリッ)』。

あんた、まじめに言ってんの?と問い返したくなる都合の良さだ。

『努力する』って、どうやって?相手を刺激しながらよく言うよ。アベはISから敵視されるイスラエルやアメリカと『完全に一致』してるというのに、北朝鮮からは目障りな奴扱いされてるのに、どうやって?と首を傾げてしまう。



挙句に、特定会派との事前の面会をした事実が明らかになっており、説明会でも追及された。深澤局長は「日ごろお世話になっている議員の方々にあいさつに伺っただけ」などとほざいているが、そう思ってるのは推進側のあんたらだけだろう。どこまで都合のいいくそったれどもだと思う。



その口で住民へは『丁寧な説明で納得いただく』というアベ政権お得意の自己都合詭弁。その『説明』とやらがこれまでなされたことのない恐怖。カジノしかり、高プロしかり、基地移設しかり、改憲しかり、共謀罪、TPPしかり・・・・きりがない。

“攻撃の標的”批判噴出 秋田 陸上イージス説明会 しんぶん赤旗 2018年6月19日(火)




□でもイージスでは迎撃は『困難』。薄らぐ設置根拠



しかし、この『抑止力』のためのミサイル設置、実は迎撃困難なことが防衛省側が認めていた。アベは「北朝鮮は日本を射程に収める数百発の弾道ミサイルや核弾頭を保有している」とのたまうが、それに対してさほど機能しないことを自覚している。




さらには、この秋田と山口に設置するイージスアショアそのものが北朝鮮やロシア、中国にとって『我々の国を射程に収める多数のミサイルを日本は保有している』となるのを理解できていない様子だ。頭大丈夫か?と突っ込みたくなる。

「すべての迎撃は困難」 ミサイル防衛網 防衛省文書に明記

引用:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-07/2018060701_03_1.html

>「弾道ミサイル防衛について 課題」と記された項に北朝鮮から「飽和攻撃を受けた場合、全ての弾道ミサイルを迎撃することは困難」「ロフテッド(通常よりも高い角度で打ち上げる)軌道への対処能力が限定的」との記載があると指摘しました。

>統機防委員会の委員長を務める山本朋広防衛副大臣は、文書について「真贋(しんがん)を含めてお答えできない」と答弁を避ける一方、ロフテッド軌道に関しては「確かに迎撃はより困難になる」と認めました。


この『真贋を含めてお答えできない』という答弁、この間の森友メモを辰巳議員が追及した際、アベが開口一番答えた文句と同じだ。都合の悪いものが出ると必ずこう言う。本当にみみっちい政権だと思う。文書を公開しているだけアメリカの方がまだましだ。



もはや『イージスの設置根拠』まで失われた政府、知事からも疑問を呈されている。

陸上イージス 防衛相配備説明に秋田知事「強行は不本意」 毎日新聞2018年6月22日 21時48分

引用:https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00m/010/138000c

>会談で佐竹氏は「脅威が薄らいだかどうかはわからないが、納得できる状況なしの強行は不本意だ」と検討を急ぐ国の動きに不快感を示した。これに対し、小野寺氏は「現時点で弾道ミサイルの発射実験がすぐに行われる確率は低い」と述べる一方で、「北朝鮮は日本を射程に収める数百発の弾道ミサイルや核弾頭を保有している」などと配備の意義を指摘した。

この政権というのはとにかく法的根拠がないのに捏造し、あるいは無視して強行する悪い癖がある。それを人は『独裁』というのだが、今一つ自民には自覚がないらしい。カジノ、高プロ、TPP、辺野古基地、イージス配備・・・・きりがない。




そもそも、このイージスの設置自体、小野寺防衛相の苦しい言い分からわかるように、『日本のため』ではない。秋田はアメリカ本土への、山口はグアム基地への弾道ミサイル軌道上を守るものなのである。


Photo

Photo_2
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秋田設置予定地の演習場のわずか500Mのところには小学校があり、付近住民は不安を抱いている。


イージス「最適地」新屋演習場 わずか数百メートル先に学校 2018年6月22日 掲載 秋田魁新報


何度も言うが、学校からわずか600Mも離れていない場所にミサイルを設置するという感性が理解できない。少なくとも、国民を守る気がないのがよくわかる。


文句があるネトウヨは500M先にミサイルがある日常を想像してみればよい。



さすが沖縄に基地をつくり、学校の上空を何度も米軍機が飛んでも放置するだけある。


アメリカ様の防衛に資するために、我々日本国民の血税を使い、風光明媚な地方へ迷惑顧みず設置する日本政府。しかも実効性はないと知っていて、である。


バンドレーダーのある京丹後も、青森も、秋田や山口、沖縄も、そんなことのために犠牲になっていい場所ではない。東北や日本海側、伊予や九州など、これまた風光明媚な場所に原発をつくる政府だけはある。そんな有り様で、よく『観光大国を目指す!成長戦略だ!』などとほざけるものだと思う。恥を知れと言いたい。

□公文書クライシスな防衛省。その隠ぺい体質



それにしても日報問題にも見るように防衛省というのも隠ぺい体質のひどい所で、ファイル名抽象化の小細工を行ったかと思えば、それを通報した職員を捜査して罰しようとするし、今度は震災関連文書名も抽象化を図ったと問題になっている。一体なにが知られるとそんなに困るというのだろう。国民に知られてまずいことを日常的にしている自覚があるようである。



公文書クライシス 震災も文書名抽象化 防衛省

引用:https://mainichi.jp/articles/20180614/k00/00m/040/114000c




そして今度は公開請求があったのをろくに探さず廃棄していたという。そんなにやる気ないなら仕事やめれば?税金の無駄なんだけど、と私などは思う。

防衛省 文書探さず「不開示」5件 保存期間経過で 毎日新聞2018年6月20日 21時37分 

>防衛省に対する2012年度以降の情報公開請求を巡り、保存期限を過ぎた文書が廃棄されず残っていたにもかかわらず、担当部署が「公開対象ではない」と誤って判断し、文書を探索しないまま「不存在」のため「不開示」にしていた事例が5件発覚した。内閣府によると、期限が過ぎた文書でも役所に残っていれば開示対象になる。また、保存期限内だったのに探索が不十分で「不存在」とした事例も3件あった。




他にも京丹後に設置された米軍バンドレーダーについて、さっそく住民たちに迷惑をかけていて反発が出ている。電磁波によってドクターヘリの通信が阻害され、救助が遅れた件である。米軍側がマニュアルを無視して対応を渋ったためだ。

米軍レーダー撤去せよ 住民の安全守られず 井上氏 しんぶん赤旗 2018年6月18日(月)

引用:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-18/2018061806_02_1.html

>府が防衛省、ドクターヘリ関係機関と合意した文書では、「米軍は停波要請があれば速やかにレーダーを停波する」としていると指摘。「要請に対して米軍が停波できないこともあるというのか」とただしました。

>防衛省の深山延暁・地方協力局長は「停波要請にかかわるマニュアル内容の公表は差し控える」などと答弁。井上氏は「要請を断ることは本来ありえない」と述べ、マニュアルの提出を求めました。

>そのうえで、井上氏は、過去にも地元消防などが停波要請をしたのに停波されないケースが2件あったにもかかわらず防衛省が公表していなかったと指摘。



この防衛省の怠慢な態度。自国の国民が被害を被っているのに、公表はしない、米軍を庇う。ホントにどこの国の政府だろう。そんなアメリカになりたいならトランプにそうお願いしたらどうか。いつまでもなんちゃって独立国なんて御免だ。




最後に、防衛省出身の髭の大将こと、佐藤正久自民議員の本音を聞こう。彼は有事の際、国民に人権があることを『障害』だと思っているらしい。「個人権利、個人の権利ってバカじゃないかと」と発言してくれている。

彼が言うには個人権利は「もっと大きいもの」のために押さえるべきものらしい。

【動画】

自民党 髭男爵の本音を語る(小畑幸三郎氏ツイッターより)


だから学校のすぐそばにミサイルがあっても、攻撃目標になっても、「国のみんなのために我慢しろ(あるいは死んでくれ)」と言って理解を求めるのだろう。


こんな思想の人間が防衛省の幹部に多くいるとすれば、アベに緊急事態条項など与えるのはどれほど危険なことかわかる。まあ、そもそも、大阪の震災の日に豪華会食し、その次の日も放ったままカジノ法案を通し、その晩神戸牛を食べてお友達と会食する人には、『緊急事態』が何なのか理解できてないようですが。

 

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