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2018年4月25日 (水)

30代統幕3佐「国民の敵なんて言ってない」 現場にいた警官「やりとりは聞いてない」 もういいよそういうの。うんざりの隠ぺい操作

 福田・セクハラ事務次官が辞任するらしい。だがあくまで『辞任』であるので多額の退職金が払われると、ニュースやネットでは大騒ぎである。


そういえば佐川の方はどうなったのだろうか。現在財務省では事務次官と国税庁長官が不在で、アホまるだしの官房長と麻生放言王だけでトップが運営されている。処分は誰が決めるのだろう。


セクハラ問題が噴出したことで、自民党の人権無視感覚が全世界に開陳され、国民も「こりゃダメだ」と百年の恋も冷めた人も多いのでは。


そもそも、財務省がテレ朝に『調査する』と言っているが、ふつう、被害者側のテレ朝が『財務省に』調査するものだと思うが、麻生さんは何言っているのだろう。


いまだに認めないようなことを言っているのは、単に阿呆というだけでなくて、さわぎを一身に受けることで安倍さんへの追及をかわす、という保身と言う名の義理人情のなせるわざなのだろう。


ここで元文科大臣の下村も援護射撃をして、騒ぎを一段と大きくしている。ところでこの人、以前報じられた金銭不正授受疑惑はどうなったのだろう。



そして今日報じられた30代自衛官文幹部空佐の暴言問題、なんと小西への暴言の中に「国民の敵」というワードはなかった、と言い出した。


統幕3等空佐 小西議員ののしったが「国民の敵発言せず」 毎日新聞2018年4月24日 18時35分 https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/040/046000c

野党議員に「ばかなのか」 3佐暴言、防衛省中間報告 東京新聞 2018年4月24日 13時26分 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018042401001716.html?ref=rank


なるほど、確かに認めなければこの空佐への処分はもう少し軽いものになるだろう。何より、問題となっている「国民の敵」発言は認めると大騒ぎになり、シビリアンコントール、ひいては自衛隊の存在理由にかかわる問題となる。それだけに上(官邸側)からは「認めるな」との指示が下ったとみえる。





しかし、これに関しては渦中の小西がこの報道の出る数日前、19日にツイッターでこう述べている。

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続いて20日のツイート。
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彼の言うように、「気持ち悪い」だの、「国益を損なう」だのだけではカチンとは来るが通報しようとまでは思わなかったろう。「国民の敵」という言葉はそういった『自衛官個人の感想』を越えた『思想的』な言葉だ。

現場の警察官は通報を受けて自衛官のところにやってきたそうだが、その時に事務次官や教育人事局長も「国民の敵と言われている」と認めていた。


それがなぜ調査が始まった途端、「国民の敵発言はなかった」となるのか。こんなこと、小西がでっちあげることは難しいだろうし、わざわざ午後9時の帰り道に「国民の敵と言われた」とウソをつく動機があるだろうか。


むしろ、午後九時の『国会近くの路上』でランニングをし、街灯の明かりの中、「小西だな?」と彼の姿を素早く察知、わざわざ歩み寄って延々30分近く罵声を浴びせ続けた方が何らかの意図があったのでは?と疑わしく思う。


そもそも、いつもテレビでニュースを流し見している私ですら、小西と夜道で会っても本人とわかる自信はない。それをすばやく視認できるのはやはり自衛官だからなのか?



これまでの報道を振り返ると、不審な点がいくつかある。

上で挙げた毎日の報道によると自衛官は

>防衛省は3佐について「社会的思想があったり、政治に強い関心を持っていたりしたわけではない」とするが、小西氏に対し「ニュースなどから政府・自衛隊に反対の立場というイメージを持っていた」と説明する。


そうだが、夜道で偶然会った小西を即座に視認しているということは、相当ニュースか報告書で小西をマークしていないと確信は持てないと思う。


自慢じゃないが、私などは国会中継などで遠くからしか見ていないし、小西の顔は特段特徴のある顔でなし、あんまり覚えていない。

政治に関心のある私でもそんな有様なのに、この空佐は、小西が「自衛隊に反対のイメージを持っていた」と言えるほど関心があるのである。


そもそも、小西は国会では『自衛隊の存在に反対』を主張しているのではなく、イラク派兵時にアメリカの要請に応えるために日報を改ざんし、自衛隊員の命を危険にさらしたのではないか、ということを取り上げているに過ぎない。


自衛隊員の命を脅かすな、という主張に対し、『自衛隊に反対のイメージを持っていた』とはとてつもない矛盾と言わざるを得ない。確かに報道をきちんと見ていないのは事実だろう。



実際、政府はイラクの日報を隠ぺいしていたし、開示した今に至っても、肝心な部分は抜かれている。


自衛隊の意思ではなく、『使う側』の政府の都合で命を左右される事実にこの空佐は気づいていないのだろうか。


>小西氏に大声で「国のために働け」と言った。小西氏から「日本国民を戦争に行かせるわけにはいかない」などと言い返されると、「俺は自衛官だ。あなたがやっていることは日本の国益を損なうようなことだ」と反論。「ばかなのか」「気持ち悪い」などとののしったという。



しかし「国民の敵」発言はなかったという。現場の警官が聞いていたのではと思われるが、防衛省によると警官たちは「聞いていなかった」という。


でも、以前の報道では

統幕3佐 議員罵倒 繰り返し「国民の敵」 処分検討 毎日新聞2018年4月18日 東京朝刊 https://mainichi.jp/articles/20180418/ddm/001/010/085000c

>防衛省によると、3佐は16日午後9時前、帰宅後のランニング中に小西氏と出会った。3佐は「小西だな」と言った後、現職自衛官だと自分から明かして繰り返し罵倒。警備中の複数の警察官が集まった後も「気持ちが悪い」などとののしり続けた。小西氏が「服務規定に反し、処分の対象になる」と撤回を求めたが撤回しないため、同省の人事担当に電話するなどした。3佐は最終的に態度を改め、発言を撤回したという。


とあり、
こちらの内容(しかも防衛省発表である)の方が上の小西のツイートと一致する。現場には『複数の警察官』が集まっていたはずだが、その一人として「二人のやりとりを聞いていなかった」のだろうか?


最近国会周辺で大流行、『官邸発・記憶喪失性インフルエンザ』ではなかろうか。



そして防衛相はこのことで小西に謝罪している。さらには「若い隊員なのでさまざまな思いがある」と擁護するようなことを漏らし、そのことについても釈明した。

自衛隊3佐 暴言 「擁護意図ない」 防衛相が釈明 毎日新聞2018年4月19日 東京夕刊 https://mainichi.jp/articles/20180419/dde/041/010/043000c

>「小西議員に大変不快な思いをさせてしまい、改めておわび申し上げる」と陳謝した。


この「不快な思いをさせて」というのがポイントで、決して「シビリアンコントロールの件で」とは言っていない。単に「罵声を浴びせた」ことへの謝罪なのだ。


つまり、防衛省は最初から「国民の敵」発言を認める気はなかったということだ。


そもそも、『政治に関心のなかった』30代空佐が、なぜか小西の顔を暗い夜道でもわかるほど覚えており、「イラク日報問題」の追及を、なぜか「自分たち自衛隊への反逆で国益を損なう」と考え、あまつさえ野党議員を罵倒する。


これってこの若者にそういったことを吹き込んだ上司がいるんじゃないの?と思わぬ方が不思議である。


実際、専門家からも日報問題も含め、防衛省の体質を問題視する声が出ている。

Photo


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アベ官邸のせいで、自衛隊の中に妙なネトウヨ的思考が蔓延していることが危惧される。


不幸にも、この事件と同じく、ネトウヨ的思考、つまり『政府に徒なす者が敵』という風潮が身近に表れてきた。


演説中の共産市議に暴行か 学生逮捕「主張気に入らず」朝日 04月21日 00:40 https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASL4P01LKL4NOIPE03V.html


このまま安倍政権が続くと、国民のモラルがさらにおかしくなり、こういった頭のネジの飛んだ輩が増え続けるに違いない。それだけネトウヨ的思考は短絡的かつ論理性のない『無脳な』人々を作り出す。


それは、その方が簡単で思考せずに済むからだ。自分は悪くない、という没交渉を大事にする。


小西の言っている通りだ。「あったことをなかったことにはできない」。アベはじめ、軍部を礼賛する連中にはこれを言うに尽きる。

国民の敵:小西議員「暴言あったことをない、できない」
2018年04月24日 18時30分 毎日新聞 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0425m040044/


政府は「国民の敵」発言さえ取り消せば問題ないと思っているらしいが、根本的な問題として、現役自衛隊幹部、それも武力を統率する指揮官クラスの人間が、政府を追及する野党議員に「国益を損なう」などという『政府側』に立った見解の暴言を吐き、『敵意を示した』ことが問題なのである。



文民統制においては野党も与党もなく、国民の負託を受けた議員に敵意を示すこと自体が逸脱した振る舞いで、この事実だけでも『シビリアンコントロール』がなされていないことの証明になってしまう。

さらには、自衛隊という実力組織が政府与党の側には立つが、反する野党には敵意を示すということは国の分断を招く振る舞いでもある。


今回の防衛省の態度にはセクハラ問題と同じ構図が透けて見える。

『加害者』側の空佐への聞き取りは行ったが、通報した被害者、小西へはまだ聴収が行われていないという。勝手に自分側の弁護人を用意し、セクハラを受けた女性から名乗り出ろ、と恥ずかしげもなく命じた財務省と同じ反応だ。


この政府には真摯に被害者に向き合う意志などなく、とにかく文句を言う奴を黙らさせたいだけなのだ。

 

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