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2017年11月12日 (日)

シリーズ安倍利権を考える〈1〉警備会社アルソック その1 国策警備を独占・アルソックと安倍の意外な関係

 辺野古、高江・・・、基地問題で揺れる沖縄において、米軍を守るため警察官や機動隊、海上保安庁、ありとあらゆる公務員を総動員して、基地移転反対派や開発を願わぬ人々を阻み、追い払っている安倍政府。

それだけでは飽き足らず、政府は民間会社からも応援を頼んだ。やってきたのは警備保障会社アルソック。税金で雇われた警備員だ。海上保安庁や地元警察では容赦してしまうからと、離れた土地から若人を雇ったのだ。


現場はより混迷を増し、地元民は疲労感を募らせている。しかし実は彼らの知らぬところで、政府とアルソック幹部は『利権』と言う名の深いつながりで結ばれていたのだった。今回は時事ニュースとは別に、安倍政権の利権を追う『まとめ』シリーズ第一弾として、政府からの多額の警備費によって潤う警備会社について考えてみたいと思う。


そもそも警備会社というのは強面・屈強な若者でないと務まらないわけで、自然、警察や自衛隊との関わりを思い起こさせる。実際、OBが多く入っているようだが、どちらかといえば経営側、あるいは講師や指導する上司に警察OBが天下っているらしい。

どうして体を張らない上層部に多く警察OBが食い込んでいるのか。それは設立時の経緯に理由がある。


まずはこの男をご存じだろうか。現在、内閣官房副長官兼内閣人事局長という、官僚の人事権を握る官界の大物だ。
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詳しい方ならピンときたと思われるが、先日話題となった、前川・文科省前事務次官の出会い系バー通いを注意した人物だ。勤務時間外にも関わらず、前川氏の行動を逐一調査し、報告を上げさせていた恐ろしい人物だ。

杉田の恐ろしさについては『リテラ』に詳しい。

『私的な食事で官邸批判したのが筒抜けでクビ! 釜山総領事更迭、前川前次官攻撃の裏に公安のドンが率いる官僚監視の秘密警察』2017年6月4日 13時00分http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170604/Litera_3217.html?_p=3

>「北村情報官の役割は野党やマスコミの監視と謀略情報の仕掛けですが、官僚の監視は杉田官房副長官が担当しています。杉田氏は警察庁警備局長を務めた元エリート警察官僚で、いまや”公安のドン”ともいわれています。安倍首相が内閣官房副長官として頭角を現した時期に、同じ内閣官房で内閣情報官、内閣危機管理監をつとめており、安倍首相と急接近したようです。 

>官後は、世界政経調査会というGHQ占領下の特務機関を前身とする調査団体の会長を務めていたが、第二次安倍内閣で官房副長官に抜てきされました。ただ、いまはパートナーも棲み分けされていて、北村情報官が安倍首相に直接、報告をあげていることが多いのに対して、杉田氏はもっぱら菅官房長官の命を受けて動き、その内容を逐一、菅官房長官にあげているようですね」(官邸担当記者) 

>しかも、杉田官房副長官がこの官僚の監視に使っているのが、警察庁時代の部下である公安警察だ。実は警察庁の警備局警備企画課という部署には、政治家や官僚を監視し、その不祥事やスキャンダルを秘密裏に調査する部隊がある。


つまり事の発端は第二次森内閣~第一次小泉政権時代の安倍なのだ。その時杉田は内閣官房副長官をしていた安倍の目にとまり、内閣官房での仕事ぶりを評価、その功で新設の官僚コントロール機関『内閣人事局』のトップにスカウトされている。

それにこの記事によれば、今の政治家やマスコミが全くと言っていいほど逆らわないのは、おそらくこの公安秘密部隊によるスキャンダル調査によるものだと推測できる。いくら清廉潔白でも、何かしら理由をつけて不名誉な疑惑を着せられるのは前川氏の例から明らかである。そんなことのために我々の血税が投入されていることには怒りを覚える。


では彼とアルソックに何の関係があるのか。一部『リテラ』の記事と重複するが、いつも興味深い指摘をされる戦史研究家の山崎雅弘氏のツイッター投稿を参考に、その深い関わりを覗いてみる。
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>先日紹介した『ZAITEN』2017年8月号の「ALSOK『東京五輪利権』で警察庁の内輪揉め」という記事にも、第三代内閣人事局長で警察官僚の杉田和博氏の名前が出ていた。以下、記事冒頭より少し引用。

>「2020年の東京オリンピック警備を巡り、ALSOK(綜合警備保障)の名前が取り沙汰され、こんなことが囁かれている。『有力警察庁OBの影響力、とりわけ杉田和博官房副長官(元警備局長)や、元官房副長官で今も政権に影響力のある漆間巌元警察庁長官らの力が大きいようで、東京五輪警備は、ALSOKがすでに手にしているようだ』

>ALSOKは戦前の内務官僚で、戦後、吉田茂首相に重用され初代内閣総理大臣官房調査室長となった警察庁OBの村井順が、64年の東京五輪でのセコム(当時は日本警備保障)の成功を見て翌年に設立した会社だ。当然、警察との繋がりは深く、漆間元長官の実兄で中部管区警察局長でもあった英治氏が社長を務めたこともあった」


ここで出てきた漆間巌という男、そういえば、2007年の安倍内閣の時、ぜひ内閣官房副長官に、という話があったそうだ。それが例の自民参院選惨敗のためにお流れになった。しかし続いての麻生内閣で結局内閣官房副長官になった。当時北朝鮮拉致事件が問題となっていたが、その時の担当がこの漆間で、安倍の信頼を勝ち得たという。

それにしても、吉田茂の名や東京五輪の話が出てきたり、気の滅入ってくる話だ。やはり今の暗黒政権のルーツは、戦後に発端を持つということ、つまり岸ー吉田ー佐藤栄作のラインが日本に暗雲をもたらしている。敗戦後GHQと取引をして、我々国民を米の願う通りにすると誓った連中だ。教科書レベルで有名な話である。我々の知らぬところで、こんな昔から利権構造は出来上がっていたということだ。


この間の記事『東京五輪 群がるデベロッパー 都有地開発/一方で安倍特区・加計の100倍の補助金が使われる/そして道路利権で潰された観光資源・隠れキリシタンの里』
でも取り上げたように、オリンピックは利権の宝庫である。決して我々国民のためのイベントではない。選手たちの努力と輝き、あるいは惜敗の涙の陰で役人や関係者が金儲けするためのイベントである。

長くなってしまうので次回に回すが、実は、あの辺野古基地移設反対派や高江の反対運動に対して、多数の警備員が投入されたのすら、彼ら警備会社を儲けさせるためだったのである。反対運動が起こったら起こったらで金儲けを企む政府。

政府に逆らう国民を監視しつつ、過大な警備費用で金儲け。一挙両得する警備会社。その陰には天下り警察官僚がいる。本当に血の通った人間のすることか、と怒りを禁じえない。







当ブログを開設して早一か月。はじめたての拙いブログであるのに日々ご訪問くださり、とても励まされております。

その記念というわけではないけれども、時事ニュースとは別に安倍利権をまとめるシリーズをお送りします。日々の考察の一助となれば幸いです。

次回は
 『警備会社アルソック その2 過大な警備費―政府との談合・随意契約による沖縄警備』に続く。

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